罠といっても誰もあなたをだましたり、貶めようとしているわけではありません。
不動産投資をする上で、あとから気づいて苦しむことになることがいくつかありますので、紹介します。
特に金融機関から融資を受けて不動産を購入するかたは、その前に必ず一度読んでもらいたいです。
◆自分の家が買えなくなる?
不動産投資をする方のほとんどが購入資金を銀行等の金融機関から融資を受けることになると思います。
その融資すなわち借金はあなた個人で借り入れれば、個人の借金となります。
個人でできる借金には限度額があります。その限度額の算出方法は各金融機関によって違いますし、その方針も時期によって変わりますので、一概にいくらというのは言えませんが、おおむね年収の8倍~10倍と考えてください。
例えば年収が600万円の人がいたら、4800万円~6000万円の融資を受けることが出来ます。都内でワンルームマンションであれば2000万円台の物件が2~3件購入できる金額です。
この融資限度額というのはあくまで個人の限度額でその融資内容が不動産投資や車のローンも全て合算されます。
ですので、いざ自分の家を買いたい!とマイホームローンの相談に行ったとして、すでに不動産投資で限度額ぎりぎりまで融資を受けていたら、もう住宅ローンも組むことが出来なくなります。
住宅ローンは融資額が上がることもありますが、それでも望む金額を融資してもらえることは難しいでしょう。
個人で融資を受けれるには限度額があり、それは住宅ローンも車のローンも全て合算されてしまうので、自分が今後家や車をローンで購入する計画がある人はきをつけてください。
では、なぜ世の中には10億も融資を受けて不動産を購入している人がいるのでしょうか?
もしかしたらその人は個人の収入が1億円なのかもしれませんが、そんな人はやはり少なく、多くの人は法人化して融資を受けています。
法人と個人は全くの別人格ですので、法人には法人として融資限度額があります。つまり法人でいくら融資を受けても個人としての限度額には影響がないのです。
という理由もあり、法人化して融資を受けるのはオススメですが、実績もない法人には金融機関も融資を渋る可能性もあります。
まずは無理のない範囲で個人でスタートして、ある程度実績が出たらその実績をもって法人として買い進めていくというのも一つの手だと思います。
続いて→「その毎月のプラスはホントにプラス?いつまで続く?」
以上
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