ブログ開設の記事で転職ではなく副業を選択したと書きましたが(記事はこちら)副業にはいくつかメリットがありますが、副業を自身で事業を起こすとしたら(別の会社に所属して給与収入を得るのではなく)、この所得の考え方に大きく差が出ます。
私が副業をしようとなった決め手は、世界的ベストセラーの本、ロバート・キヨサキ氏の
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
こちらを読んだことが大きなきっかけとなりました。
やはり世界的ベストセラーだけあって、色々気づかされることが多く、いかにこれまで自分が何も考えず、ただ教えられるがままに生きてきたんだと実感させられました。
収入を増やしたいと漠然と思ってる方はまずこの本から入って間違いないですので、是非一度読んでみてください。
色々な気づきがあるなかで、一番衝撃を受けたのは課税タイミングの違いと所得についてです。
ここでは所得というのを個人で使えるお金としています。(手取りと考えてもいいかもしれません。)
企業勤めの場合、給与が支払われますが、ご存知の通り給与明細に載ってる基本給、手当て、残業代などの合計金額と実際に給与振込口座に振り込まれる金額には差があります。それは振り込まれる前に所得税や住民税、社会保険料などが差し引かれているからです。
社会人の初任給からずっとその流れで支給されていたので、ここに疑問が無い人が多いと思います。
比較のために企業が税金を支払う段取りを見てみます。
企業はまず、収入(売上)があり、そこから経費が引かれます、それを利益とし、その利益に対して税金を徴収します。
それに対して個人の給与に関しては収入に対して税金が徴収されます。
企業は経費分の税額が下がりますが、個人の給与については経費が加味されず税金が引かれます。
副業として自身で事業を起こした場合、企業と同じ考え方で税金を支払うことが可能になります。つまり、100万円の売り上げがあったとして、そのためにかかった経費を差し引いてから税金を納めることが可能です。
この経費というのは、事業を営むにあたり必要な経費なので、仕入や備品などだけではなく、例えば接待をした際の飲食代、得意先に送ったお中元やセミナーへの参加、勉強のために購入した書籍、システム利用料なども含まれます。
サラリーマンをやっていて、サラリーマンとしてのスキルアップのために英会話に通っても経費とはなりません。(勤務先が認めていれば別ですが)
この必要なものを経費として正しく処理することで税額が下がり、所得が増えるという仕組みを実現できるのです。
こういったお金の仕組みは誰も教えてくれません。国としてはより多くの人が給与収入で働き、多くの税金を払ってもらわないといけませんからね。
漠然と収入を増やしたいと思ってる人は、まずお金について勉強するのが一番最初にやることです。
そのための第一歩として、いくつかオススメの本を紹介していますので、こちらもご覧ください。
以上
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